AIエージェント導入・運用
Amazon BedrockのWeb検索にドメイン・日付指定。AIエージェント初心者が情報源を絞る4項目
公開日 ・更新日
AIに検索を任せるとき、検索結果の数より「どの情報を見てよいか」を先に決めます。情報源と日付を指定できれば、確認しやすい範囲から始められます。
公式情報で確認できること
AWSは2026年8月20日、Amazon Bedrock AgentCoreのWeb Searchに、ドメインフィルタと公開日フィルタを追加したと発表しました。エージェントはツール呼び出しごとに、含めるドメイン・除外するドメインと、検索対象の開始日・終了日を指定できます。管理者側ではゲートウェイの許可リストを設定でき、1リストあたり最大100ドメインまで扱えると説明しています。提供地域は欧州(アイルランド)とアジア太平洋(東京)にも広がりました。
AWSは、この機能を規制業種、調査、最新情報が必要な業務向けと説明しています。ただし、フィルタを指定しても、検索結果の内容が自社の判断に十分とは限りません。
実務での提案
一つ目は、許可するドメインを業務ごとに台帳化することです。公式機関、契約先、社内ナレッジを分け、根拠にできないサイトは除外します。
二つ目は、日付の基準を決めることです。「直近30日」だけでなく、制度改定日や契約の有効期間を記録し、古い情報を見つけたら人へ戻します。
三つ目は、検索条件をログに残すことです。実行日時、ドメイン、日付範囲、返ってきた出典、採用した根拠を保存します。
四つ目は、結果が空だったときの停止条件を置くことです。範囲を勝手に広げず、担当者が追加の情報源を承認してから再検索します。
まだ確認できないこと
公式発表だけでは、自社の業務で検索精度や誤った情報の減少がどの程度になるか、料金・利用上限・契約条件、すべての地域での提供時期は分かりません。ドメインを許可したことは、そのサイトの内容を正しいと保証するものでもありません。
AIエージェントが見る情報源と、検索を止めて人が確認する条件を整理したい方は、COZITOへご相談ください。
出典・参考資料
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著者: 松井 勇樹