AIエージェント導入・運用
Google AntigravityのTeamworkとは?Gemini 3.7 Flashで試す4つの確認
公開日 ・更新日
Googleは2026年8月31日、Google AntigravityのTeamworkを、AIエージェントのチームが協力・批評・反復しながら、数時間から数日にわたる複雑な課題へ取り組む枠組みとして紹介しました。Gemini 3.7 Flashとの組み合わせで、数学・理論計算機科学、システム工学、オープンソース開発の例を示しています。発表の成果をそのまま自社の成果とせず、役割と合格条件を小さく切って試します。
Teamworkを一つの課題で試す
まず、調査、コード修正、テスト作成など、途中成果物が残る仕事を一つ選びます。Googleの発表は長期間の課題を扱うため、最初の試行では時間、入力資料、終了条件を短く固定し、従来の手順と比べられる形にします。
役割と批評の境界を決める
作業を分解し、調査、実装、検証の担当を分けます。各エージェントが参照してよい資料と、変更してよいファイルを決め、相互批評の結果を採用する人を置きます。自動で進める時間が長いほど、権限と停止条件を先に書くことが重要です。
途中成果物を人が確認する
Googleは、Teamworkで七つの未解決問題を解いたこと、RISC-V CPUシミュレーターを構築したこと、EigenやParlayHashへ最適化を取り込んだことを例に挙げています。自社では、最終結果だけでなく、調査メモ、差分、テストログを途中で確認し、誤った方向へ進んだら止めます。
基準手順と同じ指標で比べる
処理時間だけでなく、修正回数、テスト合格率、レビュー時間、実行コストを測ります。公開情報にあるTCSBench 71%、RISC-Vの0.71%サイクル整合誤差、ParlayHashの挿入スループット2倍・メモリ25%削減は、Googleが示した事例の数値です。自社の評価では、同じ入力と担当者で基準手順と並べて判断します。
Google AntigravityのTeamworkを試すなら、複数のエージェントを動かすこと自体を目的にしません。一つの仕事で役割、停止点、比較指標を決め、成果物を人が確認できる状態から段階的に広げます。
出典(公式):Google「Pairing Google Antigravity with Gemini 3.7 Flash solves notable multi-agent math and engineering problems」 https://blog.google/innovation-and-ai/technology/developers-tools/antigravity-teamwork-multi-agent/
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出典・参考資料
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著者: 松井 勇樹