AI Modeに広告が広がる。検索広告の着地ページと計測を見直す手順
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広告運用で先に整えるべきなのは、入札額ではなく着地後の答えです。AI Modeのような会話型検索では、利用者の質問が長くなり、広告を押した後にページが質問へ答えられるかが重要になります。
Googleは10月、AI Modeの広告をオーストラリア、カナダ、インドなど10か国へ広げると発表しました。日本での開始日はこの発表から確認できません。だから今は、配信開始を待つだけでなく、受け皿と計測を先に整えます。
AI Modeで変わる検索の形
Googleの説明では、AI Modeのクエリは従来の検索より平均で長くなっています。短いキーワード一つで全員を同じページへ送る設計だと、質問の背景や条件を受け止めきれません。
広告文を増やす前に、実際に相談される言い方を並べます。地域、営業時間、予算、納期、対応範囲のような条件を分けると、利用者が何を確認したいのか見えてきます。
日本での開始を待つ間に整える
まず既存キャンペーンの検索語と問い合わせ内容を一週間分だけ並べます。クリックされた語、すぐ離れた語、相談につながった語を分け、着地ページが答えている範囲を確認します。検索需要の数値が取れていない場合は、推測で順位を作らず、手元の問い合わせ記録を使います。
次に、ページの冒頭で対象者と対応範囲を明確にします。熱海市で対応するのか、伊東市まで訪問できるのか、オンラインで完結するのか。広告の文言とページの説明がずれると、クリック後に不安が残るんですよね。
着地ページは質問から組み立てる
一つのページにすべての質問を詰め込みません。問い合わせの多い条件を一つ選び、結論、対応できる範囲、進め方、相談前に必要な情報の順で並べます。長い説明より、次に何を決めるかが分かる構成を優先します。
広告から来た人が迷わないよう、問い合わせボタンの文言も具体化します。「相談する」だけでなく、「ホームページの改善点を確認する」のように、押した後の行動が見える表現にします。
計測は一つの成果に絞る
表示、クリック、フォーム開始、送信完了を同じ成果として扱いません。最初に本当に追いたい成果を一つ決め、補助指標はその前後に置きます。広告管理画面とアクセス解析で定義が違う場合は、数字を合算せず、どの段階の数字かを記録します。
計測を追加するときは、テスト送信を行い、重複や個人情報の送信がないかを確認します。動いたから完了ではなく、誰がいつ見ても同じ条件で再現できる状態が完了です。
小さく検証して判断する
日本でAI Mode広告が始まると決めつけて予算を増やす必要はありません。まず一つの着地ページで質問と回答のずれを直し、問い合わせの質と計測の整合を見ます。
広告は入口です。ページで答え、計測で確かめ、次の改善へ戻す。この順番を作っておくと、配信面が変わっても判断を急がずに済みます。着地ページと計測を一緒に点検したい場合は、COZITOにご相談ください。
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著者: 松井 勇樹