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ChromeのHTTP警告に備える。ホームページと問い合わせフォームの確認項目

公開日 ・更新日

先に確認したいのは、ホームページが表示されるかだけではありません。HTTPで始まるリンク、リダイレクト、問い合わせフォームの送信先まで、利用者が最初に触れる順番で点検します。

Chromeでは、安全でないHTTP接続を始める前に利用者へ確認を求める変更が全ユーザー向けに広がりました。サイト側がHTTPSへ移行済みでも、古いリンクや外部部品が残っていれば、別の画面で警告が出る可能性があります。

HTTP警告が変える確認順

まず、ホームページの代表的な入口を洗い出します。検索結果、SNSのプロフィール、地図情報、名刺のQRコードなど、利用者が実際に押す経路を並べ、すべてHTTPSで開くかを確認します。トップページだけを見ると、古い入口を見落とすんですよね。

次に、HTTPからHTTPSへの転送を確認します。転送先が正しいページか、何度も転送を繰り返していないか、スマートフォンでも同じ結果になるかを見ます。古いURLを削除するより、利用者が迷わず目的のページへ着ける状態を作ることが先です。

最初にURLとフォームを分ける

問い合わせフォームは、ページがHTTPSでも送信先がHTTPになっていると問題が残ります。入力画面、確認画面、送信完了画面、通知メールまで一件の流れとして試し、送信ボタンを押した後に別の警告やエラーが出ないかを記録します。

フォームの外部サービスを使っている場合は、設定画面の送信先と実際のブラウザの動きを照合します。担当者が変わっても確認できるよう、サービス名と契約更新の担当だけを社内の管理表に残します。

リダイレクトと外部部品を点検する

画像、動画、アクセス解析、予約ウィジェットなどの読み込み先も確認します。ページが開いていても、途中の部品がHTTPのままだとブラウザの保護機能に止められることがあります。

外部部品は一度に全部入れ替えません。利用している目的、管理者、停止したときの影響を一つずつ整理し、不要なものから外します。動かなくなったときに戻せる順番を決めておくと安全です。

公開前に担当者が再現する

公開前は、通常のブラウザだけでなく、履歴やキャッシュの少ない環境でも入口からフォーム送信まで再現します。アドレス欄の表示、転送回数、入力内容の保持、完了画面の4点を同じ記録に残します。

確認者を一人に固定しないことも大切です。制作担当が確認し、運用担当が利用者の目線で再確認する。役割を分けるだけで、設定変更の見落としを減らせます。

更新後も記録を残す

証明書の更新やサーバー変更の後は、作業完了の報告だけで終わらせません。代表URL、フォーム送信、外部部品、確認日時、担当者を短く記録し、次回の更新前に同じ項目を再利用します。

HTTPSは一度設定して終わる作業ではありません。古いリンクとフォームを先に点検すれば、利用者が警告画面で迷う前に直せます。自社サイトの確認項目を整理したい場合は、COZITOにご相談ください。

著者: 松井 勇樹